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「妙荘厳王本事品第二十七」(みょうしょうごんのうほんじほん)法華経(ほけきょう)ほぐし読み㉗

妙荘厳王本事品第二十七
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この法華経(ほけきょう)「妙荘厳王本事品第二十七」(みょうしょうごんのうほんじほん)ほぐし読みは、「大乗仏教」の妙法蓮華経を、大まかにほぐし読みに整理しました。

法華経「図解①」法華経「図解②」と照らし合わせてみて下さい。

「妙荘厳王本事品第二十七」(みょうしょうごんのうほんじほん)

前回、「陀羅尼品第二十六」(だらにほん)では、薬王菩薩が法華経を広める者のために陀羅尼を与え守護しました。

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「妙荘厳王本事品第二十七」(みょうしょうごんのうほんじほん)

「妙荘厳王本事品第二十七」(みょうしょうごんのうほんじほん)法華経(ほけきょう)

アーナンダ
アーナンダ
わたくしアーナンダは如是我聞しました!漢訳なので漢字なのです!

《ブッダは集会の全員に語ります。》

ブッダは集会の全員に語ります。

かなり昔、

雲雷音宿王華智如来(うんらいおんしゅくおうけちにょらい)のときに、
妙荘厳王と浄徳妃がいました。

王と妃には

浄蔵(じょうぞう)と浄眼(じょうげん)という

二人の子供がいました。

二人の子供はともに六波羅蜜に加えて、

方便波羅蜜(ほうべんはらみつ)を得て、

方言波羅蜜は、十波羅蜜の第七にあたります。

1、布施波羅蜜(ふせはらみつ)、布施をすること。

2、持戒波羅蜜(じかいはらみつ)、戒律を保つ。

3、忍辱波羅蜜(にんにくはらみつ)、耐えて他人の迷惑を許す。

4、精進波羅蜜(しょうじんはらみつ)、努力して行う。

5、禅定波羅蜜(ぜんじょうはらみつ)、集中して行う。

6、智慧波羅蜜(ちえはらみつ)、上記5つを修養してえられる智慧。

六波羅蜜に4つ足されて十波羅蜜

7.方便波羅蜜(ほうべんはらみつ) 智慧を導き出す手段を得ること

8.願波羅蜜(がんはらみつ)智慧を求めようとする願いをもつこと

9.力波羅蜜(りきはらみつ) 善を行い真偽を判別する力を養うこと

10.智波羅蜜(ちはらみつ)究極的な,働きをもった智を得ること

さらに慈悲喜捨である、
人々を慈しみ、人々の悲しみを除き、人々を喜び、人々に愛憎怨親(あいぞうおんしん)がなく平等な者で、

三十七道品にも通達していました。

えん坊&プーニャ

ここに、原始仏典の教えが出てきてるね!

すべての修行の道に明るく、
菩薩の清らかさにある、浄三昧に通じていました。

日星宿三昧(にっしゅうしょくさんまい)、星の神々の王の月と太陽のごとき菩薩の境地
浄光三昧(じょうこうさんまい)、菩薩の穢れなき姿の境地
浄色三昧(じょうしきさんまい)、菩薩の汚れなき姿の境地
浄照明三昧(じょうしょうみょうさんまい)、菩薩の美しさの境地
大威徳蔵三昧(だいいとくさんまい)、菩薩の大いなる威力の境地
などです。

子供たちは母に、

法華経を説く雲雷音宿王華智如来のところに行くことをすすめますが、
王である父が、婆羅門(ばらもん)の妖術に心を奪われていました。

そこで、

二人の子供の浄蔵と浄眼は、

妖術よりすぐれた神変を現し、

王である父に無上のさとりを求める心に導きました。

王も雲雷音宿王華智如来から未来に娑羅樹王になると聞いたので、

出家して法華経を修行して、

一切の功徳に満ちた境地の一切浄功徳荘厳三昧(いっさいじょうくどくそうごんさんまい)を得ました。

王は雲雷音宿王華智如来に子供のおかけですと伝え、

如来もそれを讃えました。

ブッダは言います。

王は今の華徳菩薩(けとくぼさつ)で、王妃は光照荘厳相菩薩(こうしょうしょうごんそうぼさつ)です。

そして二人の子供は、今の薬王菩薩と薬上菩薩です。

ブッダはこの妙荘厳王本事品を説いたら、

八万四千の人が、真理をみる法眼浄(ほうげんじょう)を得たのです。

《妙荘厳王本事品第二十七 おわり》つづく

えん坊&プーニャ
えん坊&プーニャ
ぼーさん、ここで慈悲喜捨と七科三十七道品が少しだけどでてきたね!なんか懐かしく感じるね!
ぼーさん
ぼーさん
えん坊、ほんと法華経は長い時間かかってるよね(;^_^A。つぎがいよいよ最後の品だね!続きも見てみよう!

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