ブッダの教え「用語集」 PR

「想受滅」(そうじゅめつ)とは ブッダの教え・仏教・用語 

ブッダの教え「用語集」
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プーニャ&えん坊
プーニャ&えん坊
原始仏典にでてくる、ブッダの教えの「用語」を簡潔に解説します。「図解」ブッダの教えのもくじにも行けますよ!
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想受滅(そうじゅめつ)とは

・五蘊(ごうん)の「色・・行・識」の
表象作用、心理作用の「」(そう)と、
感受する「」(じゅ)の両方を「」する瞑想の境地

五蘊(ごうん)とは、
・色(シキ・からだの肉体)
(ジュ・感受するこころの作用)「感じるこころ」
(ソウ・思い浮かべる心理作用)「想うこころ」
(ギョウ・形成しようとする意識)「行うこころ」
・識(シキ・判断する識別する心理作用)「判断するこころ」

無色界の上の境地の「想受滅
阿羅漢の境地《参考:修行者の四つの段階、四向四果

三界(さんがい)は、
・欲界(欲の支配する世界・日常をすごしている時の心の世界)
・色界(身体が純粋な物質としてのこる心の世界)
無色界(身体の物質の感覚がない純粋な精神の世界)です。

滅尽定(めつじんじょう)、滅受想定、想受滅定ともいい、
滅尽三昧と称されます。

三明(さんみょう)《参考:神通力・六神通の自在な能力

4、宿住随念智(しゅくじゅうずいねんち)
「過去の生存を想起」前世の生涯、たくさん前の生涯、欲界・色界・無色界の三界を洞察する能力です。(宿命通・しゅくみょうつう、宿住智通・しゅくじゅううちつう、とも呼ばれる)
5、死生智・しせいち(天眼智・てんがんち)
「天眼の智」生ける者の死と再生を洞察する能力です。
6、漏尽智・ろじんち
「煩悩を滅する智」苦集滅道の四諦(したい)を洞察する能力です。

(めつ)は涅槃の意味とも解説されてます。

「想受滅」に関する詳しい図解は↓

「図解」ブッダの瞑想の境地
色界(しきかい)の四禅、無色界(むしきかい)の四禅、さらに上の想受滅(そうじゅめつ) ブッダの瞑想 仏教の世界観を「図解」で説明します。仏教の世界観は「欲界・色界・無色界」の三界があります。瞑想によって得られる心の境地が三界に対応し...

さらに詳しく知りたい人はこちら↓

(参考:「図解」ブッダの教えもくじ

さらに用語を見る方はこちら↓

(参考:「用語集」もくじはこちら

えん坊
えん坊
阿羅漢さんの境地ってすごいね!
ぼーさん
ぼーさん
ブッダの教えの言葉のひとつの文字にも色んな意味があったりしますので、教えがさらに深まるように、ひとつの言葉の意味を簡潔にまとめていきます!