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素朴な「疑問」

煩悩(ぼんのう)のはたらきとは? 「六識」「六処」「十二縁起」を理解して図解をみる

ブッダの教え「疑問」
えん坊
えん坊
ねぇ、ぼーさん!体やこころで感じたことはどうやって煩悩になるの?
ぼーさん
ぼーさん
自分の六識(ろくしき)・六処(ろくしょ)の「目・耳・鼻・舌・身体・心」で感じたことの心の働きを、ブッダは「十二縁起」(じゅうにえんぎ)で表して教えてくれているよ! 

「六識」「六処」の感覚器官の働きから煩悩(ぼんのう)が発生します。

六識(ろくしき)・六処(ろくしょ)は同じ意味で、人の体の感覚器官の「目・耳・鼻・舌・身体・心」の事です。

人間の六識・六処が外部要因と接触を感じて、感覚器官が働いていくことが、心の中で輪のように循環して、煩悩が発生していきます。

ブッダは人間の感覚器官の六識・六処を瞑想でさらに細かく内観して、煩悩が発生するこころの中での心理作用を12に分類しました。その12に分類された心の中で生じている因果関係が「十二縁起」(じゅうにえんぎ)です。

「十二縁起」(じゅうにえんぎ)は感覚器官が感受していく因果関係を表したものです。

「十二縁起」(じゅうにえんぎ)の12の心理作用の名前(十二支縁起・じゅうにしえんぎ)とはたらきを説明します。

《まずは、表面上の意識で発生する感覚です》

・六処(ろくしょ)
6つの感覚器官です。「体(触感)・目・耳・鼻・舌・意(思考・記憶)」の6つです。

・触(しょく)
「六処」が情報(外部要因)に触れて認識が生まれます。

・受(じゅ)
感受(かんじゅ)して「快(ここちよい)・不快(ふかい)・どちらでもない」
いづれかの3パターンが生まれます。「苦・楽・普通」の3パターンでも表現されます。

・愛(あい)
感受から煩悩(ぼんのう)の三毒(さんどく)の
・貪欲(とんよく・むさぼり)
・瞋恚(しんに・いかり)
・愚痴(ぐち)が生まれます。

・取(しゅ)
「愛」が繰り返し起こり、何度も思い出して、
「執着(しゅうちゃく)」が生まれます。

・有(ゆう)
「取」が強くなると、身口意(しんくい)「からだ・ことば・こころ」で現れてきます。
その現れた行いが「業」(ごう・カルマ)です。身口意の行いが三業(さんごう)です。

・生(しょう)
「有」で現れた行いが、他の身口意の三業を生み出します。

・老死(ろうし)
この縁起の一連で現れて強くなった煩悩が、弱まり分解されて、無意識の無明に行きます。
生命が尽きて死んでしまう意味も含まれます。

 

《ここから無意識の領域で発生する感覚です。》

・無明(むみょう)
無意識の領域の「苦の根源」です。

ぼーさん
ぼーさん
色んな行いすべての「雑念・妄想」が無意識で、管理されていない状態でうごめいています。

 

・行(ぎょう)
形成(けいせい)しようとする意識です。
三法印(しょうほうむが)の五蘊(ごうん)の「行」(ぎょう)と同じです。

五蘊(ごうん)とは、
・色(シキ・からだの肉体)
・受(ジュ・感受するこころの作用)「感じるこころ」
・想(ソウ・思い浮かべる心理作用)「想うこころ」
・行(ギョウ・形成しようとする意識)「行うこころ」
・識(シキ・判断する識別する心理作用)「判断するこころ」

ぼーさん
ぼーさん
ブッダは自分の存在は単体で成り立っているのではなく、五つの要素の五蘊(ごうん)から成り立っているのを見ましたよ。

 

・識(しき)
「行」の欲求から判断して識別するこころが無意識で生まれます。
上記の、三法印(しょうほうむが)の五蘊(ごうん)の「識」(しき)と同じです。

・名色(みょうしき)
「無意識」での心と身体です。

そして、また六処(ろくしょ)に繋がり連鎖していきます。

詳しい図解はこちらです↓
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ぼーさん
ぼーさん
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