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「原始仏典」 ほぐし読み

原始仏典とは 「経蔵」「律蔵」「論蔵」の「三蔵」の中身は?

 

えん坊
えん坊
ぼーさん、こんなに古い原始仏典なのに、めちゃくちゃたくさんのお経があるんだねぇ(@@;)
本の内容はどんなことが書かれているの?
ぼーさん
ぼーさん
ほんとお経の数多すぎだよね!内容も複雑でほんと困るよ(ё_ё)
整理して見ていこうか!

原始仏典の中身

 

律蔵(りつぞう)が最初に作られた理由

ブッダ入滅後、弟子のスバッダがブッダに対する暴言をはいて、それを聞いて集まった、マハーカッサパ長老と500名の阿羅漢は、まず最初に自律第一(りつぞうだいいち)と呼ばれているウパーリ長老を責任者にして規則にあたる戒律をまとめました。

「戒律が保たれれば、ブッダの教えも保たれ継承される」というのが理由です。
このまとめられた戒律の聖典が「律蔵」(りつぞう)です。

 

えん坊
えん坊
今も仏教があるのは厳しい戒律を保ってきた僧侶さんたちのおかげだね!
カッサパ長老
カッサパ長老
ブッダの教えが、暴言比丘につぶされてたまるか~! 

 

経蔵(けいぞう)が作られ教えが整備される

次に、長年ブッダに付き添った従者で多聞第一と呼ばれているアーナンダ長老を責任者にして、ブッダの教えである教法がまとめられました。

教えをまとめた聖典が「経蔵」(けいぞう)です。

アーナンダ
アーナンダ
如是我聞、わたくしアーナンダはいっぱい教えを聞きましたよ!から始まります。

ブッダの教えをまとめた経蔵(けいぞう)は、

①長いお経の「長部経典・ちょうぶきょうてん」
②中くらいの長さの「中部経典・ちゅうぶきょうてん」
③題材ごとの短いお経を結合させた「相応部経典・そうおうぶきょうてん」
④教えを数ごとにまとめたお経の「増支部経典・ぞうしぶきょうてん」
⑤その他は「小部経典・しょうぶきょうてん」と五部に分類されました。

 

ブッダ入滅後の弟子達の初めての集まりを、第一結集(けっじゅう)と言いいます。
この時に、戒律の「律蔵」と、教えの「経蔵」がまとめられました。

 

論蔵(ろんぞう)で教えが研究される

それから、ひとつの仏教集団が分裂していき100年、200年を経て、各部派が「経蔵」のブッダの教えである教法を「法の研究」として細かくまとめあげていきます。

そして、作りあげられた経典が、ブッダの教えの研究の「論蔵」(アビダルマ)です。

 

原始仏典の中身は、この3つの蔵(三蔵)

  1. 戒律の「律蔵」
  2. ブッダの教えの「経蔵」
  3. 法をまとめた「論蔵」

に分類して編成されています。

 

原始仏典3つの蔵、「律蔵」「経蔵」「論蔵」

 

ぼーさん
ぼーさん
3つの蔵(三蔵)の内容を簡単にまとめると。 

 

①「律蔵」(りつぞう)

「律蔵」(りつぞう)は戒律の内容で、三部になっています。

①「経分別」(きょうふんべつ)、
戒律の決まりごとを男性僧と女性僧とに分けてまとめたお経

②犍度部(けんどぶ)、
教団生活の規則を大と小に分けたお経

③「附随」(ふずい)、
戒律全体の説明の付録

 

②「経蔵」(けいぞう)

・「経蔵」(けいぞう)はブッダの教説が含まれたお経で、五部からなっています。

①「長部経典」、ひとつのお経が長い物語みたいなお経
②「中部経典」、ひとつのお経が中くらいの長さのお経
③「相応部経典」、題材ごとの短いお経を結合させたお経
④「増支部経典」、教えを数ごとにまとめたお経
⑤「小部経典」、その他に分類されたお経

 

えん坊
えん坊
中村元先生の翻訳で有名な、「ブッダ真理の言葉」の「ダンナパダ」や、前世物語の「ジャカータ」も原始仏典の小部にあるみたいだね!

 

③「論蔵」(ろんぞう

・「論蔵」(ろんぞう)はブッダの教えの教法を「法の研究」で七部になっています。
アビ(研究)ダルマ(法)で「アビダルマ」ともよばれています。

①人施設論(にんせせつろん)
②法集論(ほっしゅうろん)
③分別論(ぶんべつろん)
④界論(かいろん)
⑤双論(そうろん)
⑥発趣論(はっしゅろん)
⑦論事(ろんじ)

 

ブッダ
ブッダ
わたしの教えは8万4千経とか、「大蔵経」や「一切経」といわれ、
膨大になって全体の把握がとても難しいと思うけど、
このパーリ語の「三蔵」を把握すると仏典全体が理解できるぞ

 

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えん坊
えん坊
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ぼーさん
ぼーさん
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