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エローラ ダウラターバード インド一人旅 第5回 ブッダを探しにインドに行く 2014年インド一人旅
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■ダウダラバードとエローラ現地ツアーの内容と工程
アジャンターの時と同じツアー会社に頼んで、
2014年2月7日出発のエローラのツアーに申し込みをしました。
出発当日人が集まらなかったらツアーが中止になるという、
なんとも不透明なプランのツアーでした。
出発当時は、イタリア人の女性、インドの夫婦、わたくしぼーさんの4人で無事出発できました。
現地のツアーはまず、ダウダラバードの塔にやってきました。
ダウラターバードの塔
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ダウラターバード
オーランガバードから13kmのところにあり、
1326年デリーから富の町という意味の、
ダウラターバードに遷都してきた。
1435年に建てられた、ヒンドゥー教の要塞でした。
デリーの住民をすべてダウダラバードに移そうとしたのも失敗して、
結局デリーに戻ることになりました。
勝利の塔のチャーンド・ミナールはインドで2番目に高い、
60mのミナレットで、圧巻の存在感でした。
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世界遺産のエローラだけで、
ゆっくり過ごしても良かったのにと思いつつも、
行ってみると、とても素敵なところでした。
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この日はとても賑やかでした。
地元の小学生も団体で遠足に来ていました。
子供たちはとても元気です。
日本人が珍しいのかぼーさんに向かって、
How are you?
What your name?
とみんなから聞かれて、取り囲まれました。
My name is YUKI と何度も何度も答えていました。
とても元気がもらえました。
が、この返答があとで予想外のことが起きました。
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ダウラターバードの自由時間も終わり、次にエローラに向かいます。
クルマで1時間もしないうちに到着しました。
■エローラ石窟群(エローラせっくつぐん)
エローラ石窟群は、
オーランガバードから30km郊外にある世界的に有名な石窟群です。
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■エローラ石窟群の位置
■エローラ石窟群について
インドの世界遺産の中でも特に秀でている建築と称されています。
タージ・マハールが世界一洗練された建物でしたら、
エローラは、世界一壮観な建物と思いました。
ほんとにインドの建築物は素晴らしいです。
このエローラは玄武岩(げんぶがん)でできた山を削って作られています。
一番の見どころの、
第16窟カイラーサナータ寺院の大きさ、
高さ33m
幅47m
奥行81m
数字ではどうってことない感じですが、
実際にその地に行って、
じっくり見れば見るほど、
とんでもない大きさだと感じてきます。
動画でどうぞ雰囲気を感じて観てください。
エローラ全体では、
34の石窟が掘られています。
驚くことに、この34の石窟は
時代を隔てた5世紀から10世紀の間に、
仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教と異なる宗派の、
石窟寺院が彫られているのです。
「仏教寺院」(仏教窟)は
第1窟から第12窟の全12石窟です。
「ヒンドゥー教寺院」(ヒンドゥー教窟)は
第13窟から第29窟までの17窟です。
「ジャイナ教の寺院」(ジャイナ教窟)は、
第30窟から第34窟までの5窟です。
このエローラに関しては、
写真や映像で感じることをお勧めします。
■エローラ石窟群の写真風景
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エローラでの驚いた出来事
この世界遺産エローラで、
さっきダウラターバードで出会った小学生の団体がいたのです。
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少しすると、子供たちもぼーさんの存在に気が付きます。
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すると、何を思ったのか、子供たちがぼーさんの下の名前
ユウキ!ユウキ!ユウキ!ユウキ!と大合唱しだしました。
ツアーで一緒にいたイタリアの女性も、
大変おどろいて、
「あなたの名前をコールしているわ!」って笑っていました。
日本に帰ってから、
学校の先生に聞いていたメールアドレスに子供たちの写真を送りました。
遺跡の思い出以上に、
元気な子供たちの笑顔がとてもいい思い出となった、
エローラでした。
エローラの仏教寺院について
第1窟~第12窟が仏教寺院になります。
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この第10窟は仏舎利塔、ストゥーパが祀られている、
チャイティヤ窟です。
石窟の中のチャイティヤ建築物は、
インドの中で最高峰とされているみたいです。
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しかし、7世紀から8世紀にかけては、
仏教が衰退して、ヒンドゥー教の方が力をつけていく時代になります。
エローラの仏教建築物は衰えも見せていると表現する学者さんもいてます。
第16窟のヒンドゥー教寺院と比べると明らかにそうだと思える感想でした。
しかし、
仏教は建物が重要ではなく、
ブッダの教えが大事なので、
このサイトにブッダの教えも解説していますので、
是非、図解も見て観てください!
![図解ブッダの教え](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2021/07/s-buddhism-all-320x180.jpg)
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次は、インドで初めての電車の移動になります。
オーランガバードからボパールへ移動します。
目指すは、最古の仏舎利のあるサーンチーと1万年前の壁画がみれるビームベートーカです。
続きます。
Amazon インド建築案内![ブッダを探しにインドに行く](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/06/s-.e106jpg-320x180.jpg)
![ブッダを探しにインドに行く アジャンター](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/06/ba-320x180.jpg)
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3HG6SO+3R5F3M+2PEO+BYDTU)