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ビームベートーカ 石器時代の岩絵 ボパール編 第7回 ブッダを探しにインドに行く

ビームベートーカ・ボパール
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ビームベートーカ 石器時代の岩絵 ボパール編 第7回 ブッダを探しにインドに行く 

ビームベートーカ

ビームベートカーについて

ボパールはブッダのストゥーパで有名なサーンチーの拠点となる駅です。

このボパールには石器時代、約1万年(最古の絵は3万年前とも説明されています。)に書かれた岩絵の遺跡が残っているビームベートーカの世界遺産もあります。

ブッダが存在していたのが2500年前、

奈良の高松塚古墳の壁画が1200年前、

それよりはるかにさかのぼる、1万年前の、

石器時代の人類が残した痕跡が今現在でも見れるという奇跡を、

直接見てみたい気持ちで、ここまでやってきました。

他の生きものと、人間の大きな違いが、

この岩絵がみごとに証明してくれているのです。

それは、1万年後の人間がその絵を見ても、

牛の絵だ、馬の絵がと、はっきりと判るのことです。

人間として生まれてきて、

言葉、人種、1万年の時代も通り越して、

共通に認識することができるのです。

この能力は人間にしか備わっていないのです。

その1万年前の絵を実際に自分の眼で見て確かめることができたのです。

本当に感動しました。

ビームベートーカ、ボパールの街並みの動画もみて雰囲気を感じて観てください。

《動画》ビームベートーカ、ボパール風景
ビームベートーカ1

ビームベートーカの位置

ビームベートーカ2

ビームベートカーの岩陰遺跡と洞窟群には、数多くの岩絵が残されている。岩絵のうち最古のものは3万年前に遡るが、幾何学文様は中世のものである。使われている顔料は植物由来のものだが、岩絵群は岩壁の裂け目や内壁の奥深くに描かれているため、長い年月にも消えずに耐えてきた。その岩絵群は以下の7期に分けられる。

「第1期」(後期旧石器時代): 緑色や暗赤色の線でバイソン、トラ、サイなどの動物が大きく描かれている。

「第2期 」(中石器時代): 大きさの点で相対的に小さいが、この時期の形式化された像は、胴体に線で飾りが描き込まれている。動物に加えて、人物像が描かれるようになり、狩りをする場面も含まれる。その場面には尖った槍や棒、弓矢など、彼らが使っていた武器もはっきり描き込まれている。共同体の踊り、鳥、楽器、母子、妊婦、死んだ動物を運ぶ人々、酒を飲む人々、埋葬などの描写が、律動的な動きの中に立ち現れている。

「第3期」(金石併用時代): 中石器時代の岩絵に似ているが、この時期の絵画は、この時期、この地域の洞窟に住む人々が、マールワー高原の農業共同体と接触し、物財を交換していたことを伝えている。

「第4期・第5期」(初期歴史時代): この時期の岩絵は図式的・装飾的な様式で、主に赤、白、黄で描かれている。騎馬、チュニック風の服装をまとう人などが描かれており、時代ごとの書き文字が存在している。また、宗教的なシンボルも描かれており、その信仰は、ヤクシャ、木の神々、空飛ぶ戦車などの像で表されている。

「第6期・第7期」(中世): これらの岩絵は幾何学的な線形で、より図式的に描かれているが、その様式においてはむしろ退化と未熟さを示している。洞窟の居住者が使っていた顔料は、マンガン、赤鉄鉱、木炭を混ぜ合わせて作り出されたものであった。

《参考》Wikipediaより

■ビームベートカー壁画写真

ビームベートーカ5
第1期と思われる岩絵
ビームベートーカ7
くっきりと岩絵が残っています。
ビームベートーカ6
このようなくぼみに住んでいたのがわかります。
ビームベートーカ3
第3期と思われる岩絵、家畜でたくさん飼っていたとか連想できます。
ビームベートーカ8
ビームベートーカ4
《写真》第4、5期と思われる岩絵 人が武装しているのがわかります。

■ボパールからビームベートーカ行き方

タクシーをチャーターしていきました。

当時で2000ルピーでした。

ボパールに着いたら、まず宿を探しました。

Wifi付きの宿が必要でしたので、

何件かホテルを廻っていたら、

ほんとに偶然にも日本の方と出会いました。

ちょうどその人が車をチャーターしていて、

まさに今からビームベートーカに行くので、

折半(せっぱん)で行くことになりました。

その人はインドに何度も来られている方で、

その日の観光も一緒について行かせてもらいました。

ボッジュシュワー・テンプル

ボッジュシュワー・テンプル

ヒンドゥー教の寺院で、

シヴァ神の象徴として男性の性器に形どられたリンガも祀られていました。

すごい熱心に参拝している多くの人を見ることが出来ました。

地元の学生の団体も来ていたりしているので地元で大切に祀られている大事な寺院なのだと感じました。

建物の形がインドのヒンドゥー教寺院では見ることが出来ない箱型をしています。

ボッジュシュワー・テンプル2
ボッジュシュワー・テンプル3
リンガに熱心にお祈りする人をよく見ました。
ボッジュシュワー・テンプル4
ボッジュシュワー・テンプル4
ボッジュシュワー・テンプル5
ボッジュシュワー・テンプル6
《写真》四角い建物です。

■ボパールの町はアッパー湖もあって、街も空気もとてもきれい

アッパー湖のまわりはとてもきれいな行楽地です。

インド旅行ではじめてこんなにきれいな街をみた瞬間でした。

待ちゆく人も、服装もジーンズ姿とフォーマルかつカジュアルな着こなしです。デートをしてるカップルもみました。

近くにはカフェも博物館もありました。

メジャーではないですが、

インド旅行でゆっくり過ごすにはとてもよいエリアだと感じました。

アッパー湖
アッパー湖2

■ボパール博物館 State Museum Bhopal

ボパール博物館
ボパール博物館2
ボパール博物館3
ガンダーラ美術のブッダに会えました。

ヘレニズム文化の影響を受けた、

ギリシャ彫刻みたいに男前のブッダに会えました。

紀元2世紀ごろだからすごいです。

旅慣れた人と同行でしたので、充実した行動ができたボパールでした。

次は、念願のブッダの最古のストゥーパがある、

世界遺産のサーンチーに行きます。

第1回はこちらです。

ブッダを探しにインドに行く
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