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ブッダが怒る珍しいお経 中部 第67経 マンガ原始仏典 「舎利弗摩訶目連遊四衢経」

マンガ「新人比丘への教説」
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ブッダが怒る、新人比丘とサーリプッタに!中部経典 第67経「舎利弗摩訶目連遊四衢経」(しゃりふつもくれんゆうしく経)

新人比丘への教説

マンガ中部第67経4-1 マンガ中部第67経4-2 マンガ中部第67経4-3 マンガ中部第67経4-4

このお経は、

《サーリプッタとモッガラーナが新人の比丘(びく・男性修行者)500人をブッダにあわせようと引き連れていくお話です》

新人比丘たちはブッダに会えるのが嬉しいのか、修行者どうし大はしゃぎしてキャーキャー騒ぎながらブッダのとこに向かいます。

それをみていたブッダは新人比丘たちにこう言います、

ブッダ
ブッダ
騒がしいものは帰れ!わたしの目の前にいたらだめだ!

と新人比丘たちを追い返してしまいます。

新人比丘たちが去っていった後に、

《ブッダはサーリプッタとモッガラーナに質問します。》

「わたしが新人比丘たちを追い返したとき、あなたたちは何を考えていたのですか?」

サーリプッタは答えます。

サーリプッタ
サーリプッタ
「世尊が新人比丘たちを追い返したあとに、世尊が瞑想に入ったので、わたくしも同じように瞑想に入りました。」ニヤリ

するとブッタはサーリプッタにこういいます。

ブッダ
ブッダ
サーリプッタ!そうではない。そんなときに、私と同じようにしたらダメなのだ!

と、サーリープッタはブッダに怒られます。

続いて、モッガラーナは答えます。

目連
目連
「世尊が瞑想に入ったので、わたくしとサーリプッタとで、新人比丘たちを擁護(ようご)しようと考えていました」

その答えを聞いたブッダは

ブッダ
ブッダ
「そのとおりです。よろしい!新人比丘たちはわたしか、サーリプッタとモッガラーナが擁護しなければならないのです」

と回答します。

えん坊
えん坊
ブッダが新人に帰れと怒ったのに、、、。”(-“”-)”

《ブッダの教説がはじまります。》

それから、ブッダは新人比丘たちに会い、家をでて出家したばかりの新人比丘たちに、
「色んな厳しいことがあっても、弱い気持ちに負けず、修業を励みなさい」と
「水に入る者の四種類のたとえ話」で教えを説きました。

ご機嫌ななめのブッダの様子がみれる、珍しいお経です。

えん坊
えん坊
せっかく意を決して出家しても、怒りや誘惑や恐怖にまけて、元の家に戻る修行も多かったんだろうね。しかしブッダ自身が新人に厳しいとは「大波の恐怖」だね、、、。(:_;)
ぼーさん
ぼーさん
サーリプッタもさぞ驚いただろうね。
中部教典 第67経のポイントは↓

「図解」24.「次第説法」(しだいせっぽう)順序ある説法

《「図解」25.「戒律」とは「戒」と「律」
「食事などの戒律を守ることによって守られる教え」