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「図解」ブッダの教え

「図解」5.ブッダの瞑想 色界の四禅、無色界の四禅、さらに上の想滅受

「図解」ブッダの境地
えん坊
えん坊
ねぇ~ねぇ、ぼーさん!たくさんのバラモン以外の沙門の修行僧がいたのに、ブッダは他の修行者とどこが違うの?
ぼーさん
ぼーさん
えん坊、ブッダが教えている境地は、他の沙門達では到達できなかった、想う気持ちと感受する気持ちが消える想受滅(そうじゅめつ)の境地だって!どんな心境なんだろうね!
「図解」仏教の瞑想の境地

バラモンや沙門が得た境地とは違う、ブッダの求める境地

祈りのバラモン・梵我一如を目指す沙門(しゃもん)

宇宙を司る神様のブラフマンに祭祀(さいし)をするバラモン教、真理を追究して独自にウパニシャッド(奥義書)の梵我一如(ぼんがいちにょ)での解脱をあみだそうとした沙門の修行僧、それらとは別で真理の「覚り」を獲得したブッダの境地とはどんなものだったのでしょうか?

ブッダは王子の身分を放棄して出家をしました。皇子の身分でしたので幼少期から王様になるための教育や教養はしっかりと受けていたと思われます。

当時有名な仙人の境地もすぐに体得

それを思わせるエピソードに出家してまず、アーラーラ・カーラーマ仙人のもとで修行しますが、アーラーラ仙人が教える最高の瞑想境地である無色界の「無所有処」(むしょうしょ)をすぐに体得してしまいます。
次にウッダカ・ラーマプッタ仙人のもとに行って修業を始めます。しかしウッダカ仙人が教える最高の境地の「非想非非想所」(ひそうひひそうじょ)も簡単に体得してしまいます。

ぼーさん
ぼーさん
このエピソードは中部教典の菩提王子経(ぼだいおうじきょう)に出てきます。このエピソードからわかるように、ブッダは基礎能力がとても高い人物だったことが伺えますね。

 

苦行をするも放棄して瞑想で成道する。

そして、仙人のもとを出て苦行を始めます。29才で出家して35才の成道するまで、苦行を徹底的に実践する修行者でした。しかし苦行では覚ることができないと実感して、苦行を辞めて成道するまで瞑想すると決意します。そしてみごと瞑想で成道を果して「真理」を体現したのがブッタです。このことから、ほかの沙門とは逸脱した境地を体得したと考えられます。

えん坊
えん坊
ブッダの苦行って一日一粒のごまだけで過ごしたり過酷極まりなかったんだってね。菩提王子経のエピソードにも「腹の皮を触ったら背骨だった」ってあるから苦行もとことんまで極めていたんだね!なんて、痛ましい・・・

 

ブッダが教える瞑想の境地「想受滅・そうじゅめつ」

想受滅(そうじゅめつ)で修業完成者の阿羅漢(あらかん)になる

瞑想で開けてくる、心の三界の世界の頂点の「非想非非想処」でもまだ、想う気持ちの「想」(そう)と感受する気持ちの「受」(じゅ)が存在します。

ブッダが伝える仏教では、想う気持ちの「想」と感受する気持ちの「受」までもが、消えてしまう境地を教えています。その境地を体得する修行者は修業完成者の阿羅漢(あらかん)になります。阿羅漢になると、「輪廻(りんね)はつきて、もうこの世に再生して生まれてこなくなる」解脱者となります。(参考:「図解」ブッダの目的解脱の説明

えん坊
えん坊
想受滅の瞑想の境地は「現法楽住」(げんぽうらくじゅう)、現在において安楽の境地に住むといわれているね!よくにているけど、「現法涅槃論」の境地は色界の初禅から四禅の境地だね!

 

涅槃(ねはん)の境地とブッダの死のイメージの違い

ブッダはさらにその上の、完全な涅槃(ニルバーナ)の境地にはいったと第16経大般涅槃経(だいはつねはんきょう)に表現されています。

長部経典第14経「大本経」には、涅槃(ニルバーナ)は現世で煩悩を消滅した境地で表現されています。しかし、長部経典第16経の「大般涅槃経」のエピソードでは涅槃は死後のイメージが表現されています。

涅槃のもともとの意味は「煩悩の火が消された状態」で、もともと現世で煩悩を消滅した境地の意味だったのが、煩悩を消滅した「解脱者の死」を意味する見解が強くなる。と春秋社「原始仏典」長部経典Ⅱ注訳で浪速宣明先生が解説してくれいます。

 

えん坊
えん坊
ブッダの得た境地ってやっぱりすごいんだね!他のどんな修行者より上をいってるんだね!
ぼーさん
ぼーさん
原始仏典には想受滅の阿羅漢になれる修行方法がたくさん書かれているよ!じっくり学んで図解にしていこう!

 

えん坊
えん坊
「図解」ブッダの教えは1番から順番に読むといいですよ!
さらに詳しく知りたい人はこちら↓

(参考:「図解」ブッダの教えもくじはこちら

えん坊
えん坊
「図解」の内容は難しいから、
1、マンガで楽しんでから、お経はこんなことが書かれているのかを知ってね!
2、それから、お経をほぐして読みやすくしているのもあるからお経の雰囲気つかんでね!
3、そして、お経の中にブッダの教えが出てくるので、ひとつひとつ「図解」と照らし合わして教えの理解を深めてね!
ぼーさん
ぼーさん
原始仏典にはじめて触れる方は、「図解」の内容を一度見ただけでは、ピンと来ないかもしれませんね。図解は30までを予定しています。それ以降は、お経にでてくる教えと照らし合わせて、いまの「図解」にさらに解説を補足していきますからね!今は解らなくても、じっくり繰り返しでお付き合いくださいね!

原始仏典のブッダの教えは2000年以上引き継がれていて、いまの日本の仏教でも教えられている内容もすべてが繋がっていきますからね!ブッダ自身も言う通り、深遠(しんえん)な教えですね。(参考:マンガ「ブッダの成道」

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えん坊
えん坊
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ぼーさん
ぼーさん
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