マンガ「説話集」ナンダ・難陀(なんだ)はブッダの異母兄弟①は、
鈴木出版「仏教説話大系」1982年出版 監修:中村元先生・増谷文雄先生を参考にしてマンガとほぐし読みにしています。
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ナンダ・難陀(なんだ)はブッダの異母兄弟①

ナンダはブッダの異母兄弟
《ナンダとブッダはよく似ていました。》
ナンダはスッドーダナ王とマハーパジャーパティーとの間に生まれた子で釈尊の異母兄弟の弟です。
ナンダの容姿は、釈尊によく似ていて美男子でした。
背が釈尊よりわずかに低かったのですが、
釈尊と同じ丈の衣を着ていると、
ともに暮らしている僧でさえも見間違えることがあったといいいます。
そんな城の中の生活でしたが、
釈尊は俗世に見切りをつけ、
カピラ城をひとりで出て、
さとりを求めて出家をしてしまいました。
そして、月日が経ち
ナンダはカピラ城で過ごしていて年頃になります。
そして、
美人のジャナパダカルヤーニ姫との結婚がきまりました。
《ナンダは結婚します。》

盛大に行われている結婚式の当日のことです。
なんと、
出家してから久しい釈尊が、
急に故国カピラ城に戻ってきました!!!
《ブッダが久しぶりに城に帰ってきました!》

異母兄弟のナンダのお祝いに駆け付けたのでしょうか!!!
***ナンダとブッダは異母兄弟①終わり 《つづく》***
ねぇ、ぼーさん!ブッダさんにはお母さんが違うけど、弟がいたんだね!
えん坊、ほんとだね。ナンダさんはどんなエピソードがあるんだろうね?つづきも楽しみだね!
《ナンダについて》
ナンダは、漢訳で難陀(なんだ)
ナンダはブッダの義母兄弟です。
ブッダの母マーヤが亡くなった後、妹マハーパジャーパティー(サンスクリット語:マハープラジャーパティー)が、ブッダの父スッドダナ王(サンスクリット語:シュッドーダナ)
の妃となってブッダを育て、そして王との間に生まれたのがナンダです。
ナンダは出家前のブッダによく似ていて美男子と言われています、
妻のジャナパダカルヤーニ姫もまた、とてもきれいな人だったとされています。
わたくし、多聞第一のアーナンダと
名前と美男子は似ているけど、
ナンダは違う人物ですからね!きらきら✨

