六根(ろっこん)・六処(ろくしょ)、六識(ろくしき)、六境(ろくきょう)、十二処(じゅうにしょ)を わかりやすく 図解で説明します。色んなお経に出てくる用語ですので、わかりやすく理解していきます。
ねぇぼーさん。六根、六処、六識、六境って、
みんな六がつくけど、何?
えん坊、ほんとみんな六がついてるね!
六つの感覚器官や、認識した対象物だよ!
わかりやすく見てみよう!

六根(ろっこん)・六処(ろくしょ、)、六識(ろくしき)、六境(ろくきょう)、十二処(じゅうにしょ)を わかりやすく 図解で理解
■六根(ろっこん)
『眼(げん)、耳(に・じ)、鼻(び)、舌(ぜつ)、身(しん)、意(い)』の
6つの身体の感官能力のことをいいます。
■六処(ろくしょ)
六処は十二縁起支の第五支の「六処」のことです。
『眼(げん)、耳(に・じ)、鼻(び)、舌(ぜつ)、身(しん)、意(い)』の
6つの身体の感官能力で、
上記の「六根」と同じです。
十二支縁起の第五支「六処」の事です。

六根(ろっこん)・六処(ろくしょ)は
身体と心の
眼(げん)、耳(に・じ)、鼻(び)、舌(ぜつ)、身(しん)、意(い)
そして、
この六根・六処のそれぞれが、
知覚および認識することを「六識」と呼びます。
■六識(ろくしき)
『眼識・耳識、鼻識、舌識、身識、意識』で、
6つの知覚および認識を
いいます。
六識(ろくしき)は、
「眼・耳・鼻・舌・身・意」が知覚や認識をした
『眼識・耳識、鼻識、舌識、身識、意識』のこと
そして、
その六識が認知したそれぞれの対象物が、六境です。
■六境(ろくきょう)
『色、声、香、味、触、法』で、
6つの認識した対象物です。
般若心経にもでてくる言葉だね!
む~げんにびぜっしんい~
む~しきしょうこうみ~そくほう♪
六境(ろっきょう)は、
「六識」が認知したそれぞれの対象物
『色、声、香、味、触、法』のこと
ここにでてくる「法」(ほう)は、
大念処経に出てきますので、
是非、読んで理解を深めてみて下さい!
そして、
■十二処(じゅうにしょ)
「六根」の眼、耳、鼻、舌、身、意と、
「六境」の色、声、香、味、触、法で、
「十二処」です。
ぼーさん!
六処とか六境とか、なんか難しい表現だけど、
身体で認識したことなんだね!
整理して理解するとお経もわかりやすくなるね!
ほんとだね!えん坊!
この用語は、
大念処経とか瞑想の解説にもよく出てきますので、
図解に加えておきますね!

