マンガ「説話集」ラーフラ 羅睺羅(らごら)の解脱 ラーフラはブッダの子供④最終話は、鈴木出版「仏教説話大系」1982年出版 監修:中村元先生・増谷文雄先生を参考にしてマンガとほぐし読みにしています。
ラーフラ 羅睺羅(らごら)の解脱(げだつ) ラーフラはブッダの息子④最終話 マンガ説話集
![ラーフラの解脱①](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2022/04/rahuragedatu1.jpg)
《ラーフラの覚り》
ある日、
釈尊はラーフラに語りかけます。
ラーフラよ、森に行って、一緒に座ろうではないか?
声をかけられたラーフラも応えます。
はい、すぐに用意をします。
と、二人は森に向かいます。
すると、
天の神々も会話をしながら、
天界から降りてきて、二人の後をついていきました。
今日こそ世尊は、
ラーフラ尊者をすべての迷いから解放させてくださるのですね!
そして、
釈尊が木の下に腰を下ろすと、
ラーフラも一礼をしてから片すみに座ります。
![ラーフラの解脱②](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2022/04/rahuragedatu2.jpg)
すると、釈尊はラーフラに語ります。
ラーフラよ、わたしの問いに答えなさい。
釈尊はラーフラに様々な質問をして、
ラーフラはそれに一つ一つ、
正しく答えていきました。
こうして問答が繰り返され、
釈尊は最後にそれをまとめてラーフラに説き示しました。
![ラーフラの解脱③](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2022/04/rahuragedatu3.jpg)
ラーフラは釈尊の教えに心を揺り動かされ、
そしていつしか迷いは消え去り、
ついに覚りを開いたのでした。
![ラーフラの解脱④](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2022/04/rahuragedatu4.jpg)
覚りを開いたラーフラは仲間の修行僧から幸せ者のラーフラという意味で、
ラーフラバッダと呼ばれました。
伝えによると、
ラーフラは世尊やサーリプッタよりも早くこの世を去り、
死後天界に生まれ変わったといわれています。
《ラーフラの解脱 おわり》
***ラーフラはブッダの息子《完》***
ぼーさん、ラーフラさん見事に解脱したんだね!
ブッダはどんな話をしたんだろうね?
えん坊、ほんとだね!
このラーフラが解脱するエピソードは
なんと、
原始仏典の中部経典 第147経 「教羅睺羅小経」に
でているんだよ!
ほぐし読みも紹介するので、是非見てくださいね!
ラーフラが解脱したブッダの教えのお経
![](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2022/05/s-h203-320x180.jpg)
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3HG6SO+3R5F3M+2PEO+BYDTU)