この「大日経」(だいにちきょう)入秘密曼荼羅法品第十二(にゅうひみつまんだらほうぼん)は、角川文庫「全品現代語訳 大日経」著者:大角修先生の本を主に参考にして、ほぐし読みにしました。
前回、大日如来は、五輪塔(ごりんとう)を説かれました!↓

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入秘密曼荼羅法品第十二(にゅうひみつまんだらほうぼん)「大日経」
入秘密曼荼羅法品第十二(にゅうひみつまんだらほうぼん)
《大日如来は法を説きます。》
大日如来は、秘密曼荼羅に入る法を説きます。
真言を修する者は秘密曼荼羅に通達するので、
弟子の一切の罪を焼尽(しょうじん)します。
寿命を焚き滅ぼし、後にまた再生します。
字をもって字を焼き、しかも字によって更に生じます。
一切の寿と生は清浄にして無垢(むく)なのです。
十二支句(十二語の真言)を身体に置きなさい。
前回にも、十二支句生(じゅうにしくしょう)の大力持明王と出てきましたが、現時点で具体的な意味がわかりません。また調べていきます。
《三昧耶は我が身と等同の教え》
三昧耶(さんまや=サマヤ・誓願の意味)は、
一切の如来と菩薩と声聞や諸世間にいたるまで、
平等なのです。
我が身は真言行者と等同なのです。
これを三昧耶というのです。
《入秘密曼荼羅法品第十二 おわり》つづく
我が身(大日如来)は真言行者と等同なのです。
えん坊!これは、第一品にでてきた「平等の法門」身語意平等句法門と、
同じ教えになるね!
ぼーさん、ほんとだね!大日如来と同じ意味がだんだんわかってきたね!

