この「大日経」(だいにちきょう)入秘密曼荼羅位品第十三(にゅうひみつまんだらいぼん)は、角川文庫「全品現代語訳 大日経」著者:大角修先生の本を主に参考にして、ほぐし読みにしました。
前回、大日如来は、三昧耶(さんまや)を説かれました!↓

八葉大蓮華王(中台八葉院)の教え 入秘密曼荼羅位品第十三 「大日経」
入秘密曼荼羅位品第十三(にゅうひみつまんだらいぼん)
《大日如来は瞑想で衆生を観ました。》
大日如来は等至三昧(とうしざんまい・平等にみる禅定)に入り、
未来の衆生を観ました。
そして、
金剛薩埵に告げます。
内心のマンダラについて聴きなさい。
さとりを求める境地の菩提心地は、法界の自性なのです。
真言の密印に加持され、本性清浄なので、
羯磨金剛(かつまこんごう・十字の金剛杵)に護持されるゆえに、
一切の塵垢(ちりあか)を浄除するのです。
そして、
八葉蓮華の如来たちの配置を伝えます。
《マンダラの八葉蓮華の如来の方角を伝えます。》

方形の壇に四門をつくりなさい。
内に八葉大蓮華王(中台八葉院)があり、
その中に如来が身をあらわします。
東方に法幢如来(ほうどうにょらい)、
南方に開敷華王如来(かいふけおうにょらい)、
北方に天鼓雷音如来(てんくらいおんにょらい)、
西方に無量寿如来(むりょうじゅにょらい)です。
また、
東南方に普賢菩薩(ふげんぼさつ)、
東北方に観自在菩薩(かんじざいぼさつ)、
西南方に文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、
西北方に弥勒菩薩(みろくぼさつ)があります。
皆さん、気づきましたか?
弥勒菩薩と観自在菩薩の
経典に書かれている文章の配置と、絵の配置が違っているんです。
どっちが正しいのですかね?
また、
その蕊(しべ)に、
仏母と六波羅蜜三昧の眷属(けんぞく)、
諸忿怒衆(しょふんぬしゅう・明王たち)、
茎には持金剛主菩薩(じこんごうしゅぼさつ)が、
無尽の大海のごとくあります。
地天などの数は無量です。
真言行者は三昧耶(さんまや・誓願)を成すために、
香華、燈明、などの供物をもって、
それらの諸尊を献じなさい。
《入秘密曼荼羅位品第十三 終わり》つづく
ぼーさん!前回の三昧耶を成すために八葉蓮華の如来さんたちを観じるんだね!
えん坊!ほんとだね!くわしく教えてくれているね!
三昧耶の目的は、「平等の法門」身語意平等句法門で、
大日如来と同じ教えだったね!
つづきも見てみよう!





