この「大日経」(だいにちきょう)説百字生品第十九(せつひゃくじしょうぼん)は、角川文庫「全品現代語訳 大日経」著者:大角修先生の本を主に参考にして、ほぐし読みにしました。
前回、大日如来は、「密教の戒律」を説かれました!
あっ!カッサパさんだ!きらきら♪↓

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無智の暗がりを破る梵字「暗・アン」説百字生品第十九「大日経」 ほぐし読み⑳
説百字生品第十九(せつひゃくじしょうぼん)
大日如来は人々を観察して、
百光遍照(ひゃっくこうへんじょう・百字が光を放って輝くこと)の真言を説きました。
「なうまくさまんだぼだなん あん」
(尽十方の諸仏に帰依してたてまつる。暗)
これは一切真言の救世者であり、大威徳を成就します。
大日如来によって、
無智の暗がりを破ること、
日輪(にちりん・太陽)があまねく照らすかのようなのです。
この真言は、大日如来自体であり、
衆生を利益し、願いを叶えるのです。
ことごとく神変をほどこす無上の真言で、
どんな人も浄身となって諸々の垢を離れることができるのです。
理にしたがって、つねに勤修し、
仏菩提を志願しなさい。
《説百字生品第九おわり》つづく
ねぇ、ぼーさん!今回はシンプルな内容だけど、「暗・アン」はなんかすごそうだね!
えん坊!ほんとだね!
無智の暗闇を破って、
衆生を利益し、願いを叶えるって!すごいね!
つづきも見てみよう!

参考文献↓
