ブッダの教え「用語集」 PR

四正断(ししょうだん)四正勤(ししょうごん)とは ブッダの教え・仏教・用語

ブッダの教え「用語集」
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「四正断」(ししょうだん)・四正勤(ししょうごん)は七科三十七道品の中の第二番目の行法です。「四種の正しい努力」を意味します。

プーニャ&えん坊
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原始仏典にでてくる、ブッダの教えの「用語」を簡潔に解説します。「図解」ブッダの教えのもくじにも行けますよ!
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「四正断・ししょうだん」(四正勤・ししょうごん)

七科三十七道品の中の第二番目の行法です。「四種の正しい努力」を意味します。

律儀断(りつぎだん)

「まだ生じていない不善(悪)を生じさせない」ことです。

断断(だんだん)

「すでに生じた不善(悪)を捨てる」ことです。

随護断(ずいごだん)

「まだ生じていない善を生じさせる」ことです。

修断 (しゅうだん)

「すでに生じた善を増大させる」ことです。

原始仏典 第22経「大念処経」に出てくる「四正断」

長部経典 第22経 「大念処経」(マハー・サティパッターナ経)

修行僧は
内に欲望があるときに、「わたしの内には欲望がある」と知り、
内に欲望がないときに、「わたしの内に欲望がない」と知るのである。
また、まだ生じていない欲望が生じるままにそれを知り、すでに生じている欲望が滅ぼされるままにそれを知り、すでに滅ぼされた欲望が未来に生じることがないということを知るのである。

大念処経の法の観察↓

大念処経⑤
法の観察 もろもろの事象 五蓋・五蘊・六処 瞑想方法 大念処経⑤ほぐし読み ブッダの教え「身受心法」(しんじゅしんほう) もろもろの事象・法の観察 長部経典 第22経「大念処経」(だいねんじゅきょう)のほぐし読みの第5話の...
ぼーさん
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四念処(しねんじょ)の観察する瞑想をしながら、善い行ないを拡大させる、「四正断」の実践がみっちりと書かれているお経です。ほぐし読みお楽しみに!
「四正断」に関する図解は↓

さらに詳しく知りたい人はこちら↓

(参考:「図解」ブッダの教えもくじ

さらに用語を見る方はこちら↓

(参考:「用語集」もくじはこちら

プーニャ&えん坊
プーニャ&えん坊
四種の正しい努力って、善い(正しい)おこないを増大していって、悪いことがらを小さくして、断っていくんだね!
ぼーさん
ぼーさん
ブッダの教えの言葉のひとつの文字にも色んな意味があったりしますので、教えがさらに深まるように、ひとつの言葉の意味を簡潔にまとめていきます!