マンガ「説話集」マハーカッサパとブッダ
前回、《カッサパの出家》でカッサパは、12年間の形だけの結婚から。ついに出家生活が始まります。
目次 クリックでジャンプ
マハーカッサパとブッダの糞掃衣(ふんぞうえ) 仏教説話集
![カッサパとブッダの糞掃衣(ふんぞうえ)①](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/06/buddhakasapa-1.png)
![カッサパとブッダの糞掃衣(ふんぞうえ)②](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/06/buddhakasapa-2.png)
![カッサパとブッダの糞掃衣(ふんぞうえ)③](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/06/buddhakasapa-3.png)
![カッサパとブッダの糞掃衣(ふんぞうえ)④](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/06/buddhakasapa-4.png)
《釈尊との出会い》
マハーカッサパが村々を巡り歩いて、
ラージャガハにたどり着いたとき、
ブッダは多くの弟子たちとともに、
城外の祠のそばで座っていました。
マハーカッサパはブッダの尊い姿を目にしますと、
心が洗われたように清らかになり、
言葉にできないほどの心の安らぎを得ました。
彼は進み出てブッダを礼拝し願い出たのでした。
ブッダは彼のひたむきな心を知り、
彼の願いを許して親切に教えを説いて聴かせました。
《マハーカッサパの覚り》
マハーカッサパはその教えによって、
八日目に悟りを得ました。
それから間もないある日のこと、
マハーカッサパはブッダのお供をして歩いていましたが、
ブッダが道端で休もうとしたとき、
彼は身に着けていた衣を四つにたたむと地上に敷いていいました。
ブッダはその衣の柔らかい座り心地に驚いて言いました。
マハーカッサパは喜んでブッダが身に着けていた糞掃衣をもらい受け、
その後、終生大切に身に着けていたということです。
《妻のバッダーカピラーニーも教団に呼ぶ》
マハーカッサパはその後、
別れた彼の妻も、尼僧教団ができたあとに呼びよせ、
バッダーカピラーニーもブッダのもとで守るべき戒めを受けさせて、
教団に入らせたのでした。
彼女も修行に励んだかいがあり、
ほどなくして悟りを得ることができたのでした。
「ブッダの糞掃衣とカッサパ 終わり」 つづく
糞掃衣(ふんぞうえ)とは
糞掃衣(ふんぞうえ)とはブッダが修行していた時代に、死体が包まれていた布や、フンにまみれた服を切り取り継ぎはぎにし、衣にして着ていたのが由来です。
こちらも参考ください。
![分裂する仏教集団](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2018/09/ze9-320x180.jpg)
![分裂する仏教集団](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2018/09/ze9-320x180.jpg)
![マハーカッサパ誕生](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/05/s100-320x180.jpg)
![マハーカッサパ誕生](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/05/s100-320x180.jpg)
![頭陀第一マハーカッサパ](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/06/s-j105-320x180.jpg)
![頭陀第一マハーカッサパ](https://buddha.pink/wp-content/uploads/2020/06/s-j105-320x180.jpg)
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3HG6SO+3R5F3M+2PEO+BYDTU)
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3HG6SO+3R5F3M+2PEO+BYDTU)