この法華経(ほけきょう)「如来神力品第二十一」(にょらいじんりきほん)ほぐし読みは、「大乗仏教」の妙法蓮華経を、大まかにほぐし読みに整理しました。
「如来神力品第二十一」(にょらいじんりきほん)
前回、「常不軽菩薩品第二十」(じょうふきょうぼさつほん)では、ブッダは、法華経を伝える常不軽(じょうふきょう)をののしると地獄に堕ちると過去世の話をしました。
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「如来神力品第二十一」(にょらいじんりきほん)
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《地から湧き出た菩薩たちが喜びを表現します。》
地から涌きだした無数の菩薩たちが世尊を仰いで伝えます。
「世尊滅後、法華経を説き広めます。」
すると、
ブッダは仏の三十二面相のひとつである広長舌(こうちょうぜつ)を神力で天まで突き出して、光を放ちました。
集まっていた諸仏たちも同じように広長舌をだして無数の光を放ちました。
衆生に喜びを与えるためにこの神力と光を放ったのです。
ブッダは言います。
私の滅後、法華経を受持して供養しなさい。
経塚をたてれば、即是道場になるのです。
《如来神力品第二十一 おわり》つづく
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