「図解」ブッダの教え

「五蓋」(ごがい)五つの障害の除去 ブッダの教え

五蓋(ごがい)「図解」

五蓋(ごがい)を「図解」で説明します。五蓋とは、①貪欲(とんよく)②瞋恚(しんに)③惛沈(こんじん)・睡眠(すいめん)④掉挙(じょうこ)・悪作(おさ)⑤疑惑(ぎわく)の五つの障害です。覚りの修行の瞑想の邪魔になるので取り除く必要があります。

えん坊
えん坊
ねぇねぇ、ぼーさん!煩悩が自分から出てくるのもわかったし、そろそろブッダの瞑想を教えてよ!
ぼーさん
ぼーさん
えん坊!その前に、先に取り除かないといけない五つの障害の”フタ”があるんだよ!見てみよう!
五蓋(ごがい)「図解」

五蓋(ごがい)

五蓋(ごがい)とは、覚りの修行の瞑想の邪魔になる五つの障害です。
五蓋も煩悩のことですが、特に瞑想修行に入るときに邪魔になる五つの煩悩で、
こころに覆いかぶさる”フタ”として表現されています。
瞑想に入る前に取り除く必要があります。

①貪欲(とんよく)

むさぼることです。

②瞋恚(しんに)

怒りのことです。

③惛沈(こんじん)・睡眠(すいめん)

こころの落ち込みとねむけのことです。

④掉挙(じょうこ)・悪作(おさ)

こころの浮つきと後悔(こうかい)のことです。

⑤疑惑(ぎわく)

ブッダの教えを疑うこうとです。

えん坊
えん坊
ぼーさん、煩悩が七つあるのに五つの障害ってほんとややこしいね!
ぼーさん
ぼーさん
そうなんだよ。しかし、こころのふたの五蓋の除去は、四禅の瞑想に入るまえに必ずと言ってもいいほどでてくるよ!だから、十二縁起の煩悩とは別に理解しておくと、瞑想の理解にかならず役に立つからね。
ブッダ
ブッダ
①欲望から心静めて、
②怒りもなくし、すべての生き物に思いやりをもち、
③落ち込みと眠けをなくすと、光明が想起できて、注意力をたもった明瞭な意識になり、
④心の浮つきと後悔をなくすと、こころが落ち着き、こころが静かになる、
⑤疑いをなくし、正善な教えでこころが清らかになるのです。

五つの障害の”フタ”を取り除くと、満悦(まんえつ)が生じて、身体が軽安(きょうあん)となり福楽(ふくらく)を感じますよ。

沙門果経より、

《障害の除去・五蓋の除去》
悪意と怒りを捨て、悪意のない心をもって生活し、すべての生き物に思いやりの気持ちをもって、悪意と怒りから心を浄めます。

沈鬱と眠気を捨て、沈鬱と眠気から離れて生活し、光明を想起し、注意力と明瞭な意識を身につけ、沈鬱と眠気から心を浄めます。心の浮動と後悔を捨て、落ち着いて生活し、内に平静な心を持つ者は、心の浮動と後悔から心を浄めます。疑うことを捨て、疑いを脱して生活し、もろもろの正善なる教えに対する疑いのない者は、疑いから心を浄めます。

仏典にでてくる「五蓋」を読む↓
「五蓋」と似ているけど違う「五蘊」↓
さらに詳しく知りたい人はこちら↓

(参考:「図解」ブッダの教えもくじはこちら

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