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「図解」ブッダの教え

「図解」21.神通力(じんつうりき)瞑想で得る自在な能力 

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えん坊
えん坊
ねぇ、ぼーさん!ブッダの神通力(じんつうりき)ってどんなことができるの?!
ぼーさん
ぼーさん
えん坊!いいことに気付いたね!実は、お経にもブッダが空を飛んでやってくるとかも出てくるからね!見逃せないね!見てみよう!
「図解」神通力

神通力(じんつうりき)とは?

神通力は瞑想を修習することによって得られる、人の能力を超えた自在な能力です。
お経には色界の第四禅を修習することによって得られる、人の能力を超えた自在な境地を表現したもので、ブッダが亡くなった後に分類されて整理されていったと解説されています。

 

五神通(ごじんつう)「*漏尽智(ろじんち)を入れて六神通」

1、神変(しんぺん)

さまざまな能力10種類あります。(この決意神変と枠の下の10種)

1-1、決意神変(けついしんぺん)は↓さらに「枠内の10種類に細分類」

1-1決意神変
1-1-1、一身多心神変(いっしんたしんしんぺん)
「ひとつから多くになる能力」

1-1-2、多身一身神変(たしんいっしんしんぺん)
「おおくからひとつになる能力」

1-1-3、顕現神変(けんげんしんぺん)
「現れたりする能力」

1-1-4、隠匿神変(いんとくしんぺん)
「隠れる能力」

1-1-5、不障礙神変(ふしょうげしんぺん)
「塀に垣根、山も空中を行って越える能力」

1-1-6、地中出没神変(ちちゅうしゅつぼつしんぺん)
「大地において水中に沈む能力」

1-1-7、水上不没神変(すいちゅうふぼつしんぺん)
「水に沈まない能力」

1-1-8、飛行神変(ひこうしんぺん)
「鳥のように空中を行く能力」

1-1-9、日月把触神変(にちげつわしょくしんぺん)
「太陽や月を手でさわれる能力」

1-1-10、身自在神変(しんじざいしんぺん)
「梵天が住む世界にも肉体をもったままいける能力」

1-2、変化神変(へんげしんぺん)
1-3、意所成神変(いしょせいしんぺん)
1-4、智遍満神変(ちへんまんしんぺん)
1-5、定遍満神変(じょうへんまんしんぺん)
1-6、聖神変(しょうしんぺん)
1-7、業異熟生神変(ごういじゅくせいしんぺん)
1-8、具福神変(ぐふくしんぺん)
1-9、呪術所成神変(じゅじゅつしょせいしんぺん)
1-10、彼彼処正加行神変(あしこせいけぎょうしんぺん)

ぼーさん
ぼーさん
枠の中の決意神変の10種は長部経典 第2経「沙門果経」にでてきます!
しかし、神変の10種枠の外1-2~1-10は出てきてないので意味がわかりません。ふりがなも憶測です。すいません(泣)

 

2、天耳智(てんにつう)

「天耳の智」天と人間両方の声を聞く能力です。

ブッダ
ブッダ
太鼓の音だ、ほら貝の音だとそのまま聞き分けるようなものです。

 

3、他心智(たしんち)

「他心を知る智」他人の貪りある心など洞察する能力です。

*鏡とほくろのたとえで表現されてお経にでてきます。

ブッダ
ブッダ
澄んだ水に自分の顔をよく観察して、ほくろがあればほくろがあると知るようなものです。

 

4、宿住随念智(しゅくじゅうずいねんち)

「過去の生存を想起」前世の生涯、たくさん前の生涯、欲界・色界・無色界の三界を洞察する能力です。(宿命通・しゅくみょうつう、宿住智通・しゅくじゅううちつう、とも呼ばれる)

*村から村のたとえで表現されてお経にでてきます。

ブッダ
ブッダ
自分が自分の村から違う村に行って歩き・座り・話をして、また自分の村に戻り歩き・座り・話をする自分を観察するようなものです。

 

5、死生智・しせいち(天眼智・てんがんち)

「天眼の智」生ける者の死と再生を洞察する能力です。

*十字路の家のたとえで表現されてお経にでてきます。

ブッダ
ブッダ
十字路に立つ高い建物の上から、人々があっちの家にいったり、道を行き来しながら、こっちの家にいったりするのを観察するようなものです。

 

6、漏尽智・ろじんち

「煩悩を滅する智」苦集滅道の四諦(したい)を洞察する能力です。

*澄んだ湖のたとえで表現されてお経にでてきます。

ブッダ
ブッダ
山の上の澄んだ池をみて、石がある、貝に魚がいてるのを観察するようなものです。

 

ぼーさん
ぼーさん
4、5,6で「三つの明智」の三明(さんみょう)と呼び、解脱の境地を「三明を得た」と表現されるときもあります。

もともと三明はバラモン教の聖典の3つのヴェーダ「リグ・ヴェーダ、サーマ・ヴェーダ、ヤジュール・ヴェーダ」に精通するバラモンの名称だったのが、仏教にも取り入れられたみたいです。

えん坊
えん坊
神通力は天の神様や鬼畜さんたちが生まれつきもっている「生得」(しょうとく)と、禅定を修めて得ることができる「修得」(しゅうとく)があるんだね!

 

ブッダ
ブッダ
4の前世を想起することで、輪廻でくりかえして今世に来た自分がわかるのです、5の死と転生を想起することで、輪廻する身であることがわかるのです。6の煩悩を消滅することで解脱して再生してこないことがわかるのです。

 

本来の意味での神通力(じんつうりき)

神通力の本来の意味は示導(しどう)

生ける者を教化(きょうか)するために、人を信伏させ正法(せいほう)に導きいれる意味です。

・示導(しどう)

①人々を真理へ導く意味
②さまざまな煩悩を取り除く

・3つの示導

1、神通力でさまざまな事象を示す(神変示導・しんぺんしどう)
2、他人の心の動きをしり、説論すること(説諭の示導・せつゆのしどう)
3、仏や弟子がいつも行っている説法(訓戒の示導・かいくんのしどう)

 

お経に出てくる神通力(じんつうりき)

・長部経典 第24経 「パーティカ経」

ブッダの二倍の神通力を持つと吹聴するパーティカの息子がでてくる話です。

ブッダ
ブッダ
神通力を解き明かそうが、解き明かすまいが、わたしによって説かれた真理は「実行する者を完全な『苦』の消滅に導く!」カッ!

 

えん坊
えん坊
ぼーさん!ブッダは神通力(じんつうりき)を使って、人々に仏教を伝えたんじゃないんだね!
ぼーさん
ぼーさん
えん坊は空を飛べる方法教えてもらいたかったんじゃないの?(笑)

 

ぼーさん
ぼーさん
三明(さんみょう)は 【ほぐし読み第36経「マハーサッチャカ経」】に成道のときのエピソードが出てきますね!まだの方は是非読んでみてくださいね!

ちょっとややこしいですが、「図解」で意味をひとつひとつ理解していくと、お経の読み方が楽しくなってきますよ!未知を既知にしていくといろんな教えが見えてきます!このサイトが少しでもブッダの教えの理解に役立ててもらえたら嬉しいです!

さらに詳しく知りたい人はこちら↓

(参考:「図解」ブッダの教えもくじはこちら

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えん坊
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ぼーさん
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