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第10回 ブッダを探しにインドに行く サールナート ダメーク・ストゥーパ 五比丘に初転法輪した場所 鹿野園

サールナート・鹿野園

第10回 ブッダを探しにインドに行く サールナート ダメーク・ストゥーパ 五比丘に初転法輪した場所 鹿野園

サールナート、ダメーク・ストゥーパ2
サールナート、ダメーク・ストゥーパ

■サールナート(ダメーク・ストゥーパ)の位置

■サールナート、ダメーク・ストゥーパの呼び方

呼び方を整理しましょう。

「ダメーク・ストゥーパ」は写真の大きな仏舎利塔の名称です。

「サールナート」とは鹿野園(ろくやおん)とも呼ばれで、

ブッダが一番最初に五人の比丘に説法を説いた場所の名前です。

ガンジス河から約10㎞と近い位置にあります。

「ダメーク・ストゥーパ」は仏舎利塔の名前

「サールナート」は鹿野園(ろくやおん)で地名

■ダメーク・ストゥーパについて

ダメーク・ストゥーパ1

このサールナートにある大きな仏舎利塔のダメーク・ストゥーパは、

6世紀ごろに建てられた建築物です。

高さは、約42m、

幅は、約28mあります。

レンガ積みの上に、石で仕上げた作りになっています。

仏舎利塔の一部の壁面には模様も刻まれています。

サールナート、ダメーク・ストゥーパ6
《写真》ストゥーパの表面に彫られた模様
サールナート、ダメーク・ストゥーパ3
《写真》とっつても大きい仏舎利塔です。

■僧院の遺跡は紀元前3世紀から12世紀まで

サールナートの敷地はとても広く、

ダメーク・ストゥーパ以外にもたくさんの寺院や僧院の遺跡があります。

ここにもアショカ王の石柱が残っています。12世紀に入り仏教がインドから消滅すると、この地も放棄されて、19世紀に発見されたと解説されています。

紀元前3世紀、アショカ王の石柱
サールナート、ダメーク・ストゥーパ4
サールナート、ダメーク・ストゥーパ5
サールナート、ダメーク・ストゥーパ7
サールナート、ダメーク・ストゥーパ8
サールナート、ダメーク・ストゥーパ9

■ダーメク・ストゥーパ・初転法輪の地の感想

サールナートに行くと、大きなストゥーパ以外にも、

いろんな国の寺院や大きなブッダの像などがあります。

観光客もたくさんいてにぎやかでした。

サールナート、ダメーク・ストゥーパ12

驚いたことに、その中に、日本のお寺の日月山法輪寺がありました。

木の柱や屋根瓦をみると、なじみが深いせいなのか、

とても静寂と安堵感に包まれて心が落ち着きました。

そんな自分の心境をかんじると、

ふと、聖地ってなんなんだろうか?

真のパワースポットとは、何なんだろうか?

と思いました。

心安らげる場所、心地良いと素直に感じられて、

自然な自分でいられる場所なのだろうか?

少なくともインドには旅行者が落ち着ける場所が、

少ない国だと感じました。

こころが落ち着くには程遠く、

クラクションの騒音と、排気ガスの汚い空気、

そして、なにより、小さな子供の痛ましい、

カースト制度の現実を突きつけられ、

気持ちが沈んだのがインドの現実でした。

サールナート、ダメーク・ストゥーパ10

法輪寺、日本の風景みたいです。
サールナート、ダメーク・ストゥーパ11
慣れ親しむとは、不思議で、心が自然に落ち着く場所でした。

■カースト制度の現状

ブッダの聖地なので、観光客も多くにぎやかな街でしたが、

カースト階級が低いと思われる、小さな子供がいて物をねだられました。

ニューデリーの物乞いの子供たちを思い出しました。

こんなにも小さな子供が、ほったらかし状態で生活をしている。

日本ではとうてい考えられない現実があります。

わたくしぼーさんも旅行者で、言葉も文化もわからず、

この土地で大それたことも出来るはずもなく、

逆に、まだ旅が続くので、物乞いされたら困ると、

自分のことしか考えることしかできなく、

ただただ気持ちが落ち込みました。

五比丘(ごびく)と初転法輪(しょてんぽうりん)

サールナート、ダメーク・ストゥーパ13

五比丘(ごびく)について

・コーダンニャ(カウンディヌヤ)・・・ブッダと同じカピラバットゥ出身

・バッパ(バーシュッパ)
・バッディヤ(バドリカ)・・・ブッダと同じ釈迦族
・マハーナーマ(マハーナーマ)・・・元はコーリヤ族の王子といわれる
・アッサジ(アシュバジット)・・・立ち振る舞いが立派で知られる人物

「初転法輪」のことは、こちらのお経に詳しくかかれています!

初転法輪
初転法輪、五人の比丘へ初めて法輪をまわす準備「聖求経」⑤(しょうぐきょう)初転法輪、ブッダが五人の比丘へ法輪をまわす準備「聖求経」⑤ 「聖なるものを求めて」⑤*五人の比丘に、初転法輪の準備 ...

初転法輪(しょてんぽうりん)の詳しい内容はこちらをご覧ください。

マーラ悪魔「聖求経」
初転法輪(しょてんぽうりん)とは、「聖求経」の内容を解説 ブッダの教え初転法輪、ブッダが五人の比丘へ法輪をまわす「聖求経」⑥ 「聖なるものを求めて」⑥最終話 *五人の比丘に、初転法輪 ...

この後の電車もみごと3時間遅れての出発となり、

ほとほと疲れ切ってしまっていました。

 

続きます。

ブッダを探しにインドに行く
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《参考》インド一人旅の必需品の本↓

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