この法華経(ほけきょう)「従地涌出品第十五」(じゅうじゆじゅつほん)ほぐし読みは、「大乗仏教」の妙法蓮華経を、大まかにほぐし読みに整理しました。
法華経「図解①」.法華経「図解②」と照らし合わせてみて下さい。
第十五章「従地涌出品第十五」(じゅうじゆじゅつほん)
前回、
第十四章「安楽行品第十四」では、ブッダは「四安楽行」の行いを説きました。


「従地涌出品第十五」(じゅうじゆじゅつほん)
*この十五品から法華経28品全体を「二門」でわけた後半の「本門」に入ります。図解①で法華経全体を確認してみて下さい。

霊鷲山の上空の集会に参加していた偉大な菩薩たちが
「娑婆世界で法華経を説きます。」とブッダに伝えますが、
ブッダは「娑婆世界には菩薩がいるから大丈夫です。」と伝えます。
すると、
地から菩薩が涌きでて現れてでてきます。
その菩薩の中で、四大菩薩が
上行(勝れて行うもの)
無辺行(無限に行うもの)
浄行(清浄に行うもの)
安立行(堅固に行うもの)
です。
あまりにもたくさんの菩薩が出現したので、
弥勒菩薩はブッダに
「どのようにして、短期間でこんなにもたくさんの菩薩を導いたのでしょうか?」と尋ねます。
《従地涌出品第十五 おわり》 つづく

