原始仏典(パーリ仏典)一覧はこちら
「図解」ブッダの教え

「図解」8.ブッダの教え 煩悩をとめる「心の解脱」、真理をみる「智慧の解脱」の「倶分解脱」

「図解」具分解脱
えん坊
えん坊
ねぇねぇ、ぼーさん!ブッダの教える解脱(げだつ)ってどうやってするの?
ぼーさん
ぼーさん
えん坊、ほんとだね!仏教には「覚り」や「涅槃」なんかの難しい言葉がでてくるね。ブッダは原始仏典できちんと教えてくれてるから、ひとつひとつ見てみよう!

ブッダの教えは「こころの解脱」と「ちえの解脱」

原始仏典にはブッダの教えがこれだけですと単一に説明されているのではなく、
いろんな表現でブッダの教えがでてきます。

今回の「図解」ではブッダが解脱(げだつ)へ導く方法を2つの観点「こころの解脱」と「ちえの解脱」から教えていることだけに絞って説明をします

 

こころの解脱(心解脱・しんげだつ)

「こころの解脱」とは、わるい感情の煩悩(ぼんのう)を「消滅させる・止める・出てこないように」することです。

わるい感情をとめて・消し去って、「涅槃」(ねはん・ニルバーナ)に入ることです。

「涅槃」(ねはん・ニルバーナ)のもともとの意味は「煩悩の火が消された状態」です。
参考:「図解」5.ブッダの瞑想の境地

ブッダ
ブッダ
わるい感情をとめて解脱することが「こころの解脱」ですよ。

 

ちえの解脱(慧解脱・えげだつ)

「ちえの解脱」とは、ありのままの世界を見ることです。
ブッダはありのままの自分と世界を「如実知見」(にょじつちけん)して「真理」をみたのです。(参考:「図解」7.ブッダの教えの目的

「真理」とは、過去・現在・未来いつどんな時でも、寒いころと、暑いところ、高い場所、低い場所、どんなところでも「変わることがない、ありのままの事実の法則」のことです。

ありのままの世界を見ることができると、4つの真理(四諦・したい)が理解できます。
4つの真理(四諦)を知って解脱するのが「覚り」(さとり)です。

ブッダ
ブッダ
4つの真理(四諦)を理解して解脱することが「ちえの解脱」ですよ。

 

「こころの解脱」と「ちえの解脱」両方で「倶分解脱・ぐぶんげだつ」

煩悩をとめて「こころの解脱」、真理をみて「ちえの解脱」
両方で「倶分解脱(ぐぶんげだつ)」です。

ブッダ
ブッダ
くり返し再生してくる輪廻(りんね)から解脱できますよ。

 

経典にでてくる倶分解脱(ぐぶんげだつ)

原始仏典にでてくるブッダの言葉で語られる、倶分解脱(ぐぶんげだつ)の教えをかんたんにまとめて紹介します。

長部経典 第15経「大縁方便経」より
【心解脱】煩悩の汚れがない、心の解脱と
【慧解脱】智慧の解脱で無明を消滅すると
今生きているこの世界で、教えを知り・みずから実行して・自分で証すると
【倶分解脱】両面から解脱した人になり、より高い優れたものは存在しない。
長部経典 第33経「等誦経」の七つ一組より
無色界の瞑想によって物質的存在(色・しき)から解脱(心解脱)「こころが解き放たれた境地」
智慧によって精神的存在(名・みょう)から解脱(慧解脱)「智慧によって解き放たれた境地」

 

その他にも長部経典17経「大善見王経」や、第28経「自歓喜経」などにも倶分解脱の教えはでてきます。

この倶分解脱の考え方は、のちに
「心の解脱」・・・渇愛を消滅して獲得される。
「智慧の解脱」・・・無用を消滅して得られる。
と表現と捉え方が展開されていくようになります。

 

えん坊
えん坊
ぼーさん!こうやって図解でみてみると、解脱ってそんなに難しくなさそうだね!
ぼーさん
ぼーさん
さすが、えん坊!難しくかんがえないで、怒る気持ち・むさぼる気持ちをとめる!勝手に決めつけないで、ありのままに見る!ぼーさんも心がけるね!
シェアお願いします!
えん坊
えん坊
このサイト気に入ったらシェアして下さいね!
ぼーさん
ぼーさん
見て下さった方ほんとうにありがとうございます。継続する励みになります。宜しくお願い致します。

「えん坊&ぼーさん マンガで楽しい原始仏典」
「実在したブッダ」はこちらマンガ実在したブッダ5-5ブッダをクリック