原始仏典(パーリ仏典)一覧はこちら
「図解」ブッダの教え

「図解」10.ブッダの見た「一切皆苦」(いっさいかいく)の「四法印」

「図解」一切皆苦

 

えん坊
えん坊
ねぇねぇ、ぼーさん!仏教の修行は、ブッダが見た3つの真理の三法印の涅槃寂静だけを集中したらいいんじゃないの?そしたら、ずっ~と幸せになれるんじゃない?
ぼーさん
ぼーさん
ほんとだね、えん坊!ぼーさんもそう願いたいよ!
でも、ブッダはもうひとつ「今の世界はすべて苦」の真理もみていたんだよ!

 

「図解」一切皆苦

一切皆苦(いっさいかいく)この世のすべては「苦」の世界

ブッダがみた3つの真理「三法印」は
・諸行無常(しょぎょうむじょう)
この世の一切のものは「変化してかわってしまう」事実

・諸法無我(しょうほうむが)
この世の一切のものは「縁起」で成り立ち、「単独では成り立ってない」事実

・涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
煩悩を滅した、「苦のない境地は安らか」な世界がある事実

それにもうひとつの「真理」を見ました、
それが

一切皆苦(いっさいかいく)

ブッダ
ブッダ
人生の「すべてのものは苦である」事実です。
えん坊
えん坊
ガビーン!人生すべて苦なんて、聞くだけでかなしくなるよ・・・。

 

ブッダ
ブッダ
えん坊、大丈夫ですよ。苦の違いを理解したらいいのです。

 

「苦」の違いをしる

1.避けることができない「四苦八苦」(しくはく)の「苦」

【四苦八苦】
四苦(しく)とは、生老病死(しょうろうびょうし)の四つの誰もさけることができない苦しみのことで、「生まれると、年をとり、病気になって、必ず死んでしまう苦しみ」です。

八苦(はっく)とは、下の四つの誰もが必ず経験する苦しみのことで、
1.怨憎会苦(おんぞうえく)
「生きてると嫌な人に必ず会う苦しみ」

2.愛別離苦(あいべつりく)
「生きてると好きな人と必ず別れがある苦しみ」

3.求不得苦(ぐふとくく)
「生きてると手に入れられないものがある苦しみ」

4.五蘊盛苦(ごうんじょうく)
「生きてると思うようにならない苦しみ」

五蘊盛苦はほかの七苦を合わせた意味でもあります。

五蘊(ごうん)とは、
・色(シキ・からだの肉体)
・受(ジュ・感受するこころの作用)「感じるこころ」
・想(ソウ・思い浮かべる心理作用)「想うこころ」
・行(ギョウ・形成しようとする意識)「行うこころ」
・識(シキ・判断する識別する心理作用)「判断するこころ」

(参考:「図解」三法印の諸法無我)

ぼーさん
ぼーさん
ブッダは自分の存在は単体で成り立っているのではなく、五つの要素の五蘊(ごうん)から成り立っているのを見ました。

 

2.自分からでてくる「煩悩」(ぼんのう)

【三毒】(さんどく)
三毒とは3つの大きな根本となる煩悩です。
貪欲(とんよく)むさぼる心
瞋恚(しんに)怒りの心
愚痴(ぐち)真理に暗い無知(無明(むみょう)から生まれる)

*苦の根源の煩悩は、自分自身のこころから生まれてきます。
(参考:「十二縁起」で解説します。)

この「煩悩の滅し方」を教えているのが、ブッタの教えで、苦しみの世界に生きているけど、涅槃寂静の安らぎの世界で過ごすことができることを生涯伝えています。
参考:「図解」ブッダの教え、輪廻からの解脱の説明

 

ブッダ
ブッダ
この四苦八苦は生きてる限り、だれも避けれないのです。わたし自身も避けて通ることができませんでした。しかし、自分からでてくる煩悩を消滅させて、安らぎの世界にも行くことができますよ。

 

えん坊&ぷーにゃ
えん坊&ぷーにゃ
覚ったブッダでさえも、病気になり、入滅していったのだから、ほんと、誰もさけて通ることができない苦しみの世界に生きているのだね。でも、ブッダさんを見てたら煩悩じゃなくて、元気がわきでてくるから頑張るぞ~!
ぼーさん
ぼーさん
ぼーさんも、えん坊のプラス思考見習って頑張るよ~! 
シェアお願いします!
えん坊
えん坊
このサイト気に入ったらシェアして下さいね!
ぼーさん
ぼーさん
見て下さった方ほんとうにありがとうございます。継続する励みになります。宜しくお願い致します。

「えん坊&ぼーさん マンガで楽しい原始仏典」
「実在したブッダ」はこちらマンガ実在したブッダ5-5ブッダをクリック